天井によって隠されていた天井裏を感じるように。
内装改修だけれど躯体との接点を持てるように。
当初は既設の天井を取っ払って 梁を露出させることを提案したのだが、
梁のほこりや空調効率、古民家風への抵抗から それは受け入れてもらえなかった。
そこで天井材をツインカーボという中空ポリカーボネートにすることで
透明と不透明のあいだの天井を改めて提案した。
普段は意識しなくともよくよく目を凝らすと 存在感のある丸太の梁が見えてくる。
当時の創造精神が見えてくる。
そのために天井裏に明るさを与えた。
建築概要
名称 | 天井裏の明るさ/homeSK |
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所在地 | 愛知県半田市 |
用途 | 専用住宅 |
階数 | 地上2階 |
竣工 | 2021年4月 |
構造・構法 | 木造在来工法 |
建築設計 | 市川大輔/adm |
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施工 | 上中建築株式会社 |
竣工写真 | エスエス名古屋支店 |