天井裏の明るさ

天井裏の明るさ 暗く閉ざされていた天井裏を、透明な天井材(ツインカーボ)によって明るくし、表に引き出す
天井裏の明るさ 南側道路からの全景/1994年に建築された木造住宅の改修
天井裏の明るさ 南側外観昼景/アプローチから玄関を見る
天井裏の明るさ 南側外観夕景/新設したリビングのルーバー天井が見える
天井裏の明るさ 改修前の玄関/既存の玄関扉はアルミサッシ四枚引き
天井裏の明るさ 改修後の玄関/新設の玄関扉は木製建具引き分け扉
天井裏の明るさ リビングからダイニング、キッチンを見通す
天井裏の明るさ 化粧垂木の上に設置されたツインカーボを天井材としている
天井裏の明るさ ツインカーボの淡い透明の向こうによくよく目を凝らすと存在感のある丸太の梁が見えてくる
天井裏の明るさ 改修前のキッチン
天井裏の明るさ 改修後のキッチン/背面には造作カウンターと家具
天井裏の明るさ 既存の小屋裏空間の中に入れ子状に小屋を増設
天井裏の明るさ 小屋の建具は1階リビングのものを転用している
天井裏の明るさ 小屋の夕景
天井裏の明るさ 新設された小屋の内部/丸太の梁が一部に露出している
天井裏の明るさ 新設の小屋には小さな開口部が設けられ、そこから既存の小屋裏空間を見ることができる

天井によって隠されていた天井裏を感じるように。
内装改修だけれど躯体との接点を持てるように。

当初は既設の天井を取っ払って 梁を露出させることを提案したのだが、
梁のほこりや空調効率、古民家風への抵抗から それは受け入れてもらえなかった。
そこで天井材をツインカーボという中空ポリカーボネートにすることで
透明と不透明のあいだの天井を改めて提案した。

普段は意識しなくともよくよく目を凝らすと 存在感のある丸太の梁が見えてくる。
当時の創造精神が見えてくる。
そのために天井裏に明るさを与えた。

建築概要

名称 天井裏の明るさ/homeSK
所在地 愛知県半田市
用途 専用住宅
階数 地上2階
竣工 2021年4月
構造・構法 木造在来工法
建築設計 市川大輔/adm
施工 上中建築株式会社
竣工写真 エスエス名古屋支店

 


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