地域の方々による「小唄踊りの夕べ」が
亀崎公園で開催されました。
2017年8月26日。
公園の広場の中心に櫓が建てられ
それを囲うように華やかな浴衣姿で踊っている。
それをまた囲うように見物する人々。
それをまた囲うように建築が建っていて。
さらにそれを囲うようにまちがある。
建築が地域に受け入れられていく嬉しさと
このような使われ方を設計時にある程度想定することができた安堵と
この地域ならもっともっと力強い建築ができたのではという少しの後悔と
いやこれで良かったんだと思い直す決心と
そんな気持ちが混じり錯綜ながら、小唄踊りを眺めていました。