2月26日、亀崎小学校の児童の方々に
空家再生プロジェクトの活動を伝えるための
ワークショップとまち歩きを行いました。
近い将来、亀崎から離れていってしまうかもしれない…
こどもたちに、現在のこの活動を知っていただくことは
とても大切なことだと思い、開催しました。
参加してくれたのは、普段から防災活動を行っている
「亀っ子防災隊」四年生から六年生。
校長先生や教頭先生もご参加いただきました。
かめともで、空家再生プロジェクトの概要を説明、
改修中の空き家の見学、
みせるせこみちを体験、
まち歩き(伊勢湾台風以前の海岸線などを見学)、
かめともに戻り、開業予定の蕎麦屋さんからのお話とそばの試食。
小学生の反応はとても正直なものに感じられ、
改修中の建物に入った第一声は「ぼろい~!」
「大人になっても亀崎に住みたいですか?」というアンケートには
「いいえ」という子もいたりして。
でも、それでいいのです。
私もそうでした。故郷から出て、親から離れて
東京や、故郷ではない場所に住んでみたいと一度は思うものです。
だからこそ、いつかどこかで、
故郷の事を思い出したり
故郷に帰りたいと思う、その時に、
この日の事やこの活動をちらっと思い出してくれたら
そんな幸せなことはありません。
私たち大人は粛々と、
そんなときのための準備をしておくことが責任です。