「防災・減災のための津島型住宅モデル」審査評
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先日行われた「防災・減災のための津島型住宅モデル」提案募集における
各案についての審査員の方々の審査評が発表されました。
自分が見えていなかったような評価や、あるいは改善点を頂き
改めて、違う方の意見をお聞きすることができる希有な機会によって
自分以外の外の環境と繋がっていく感覚を覚えました。
自分というものが提案を通して露わにされる、というと大げさかもしれないですが
自分の考えが自分以外の誰かに伝わって逆説的に自分というものを認識する、そんな感覚でした。
視野が明るくなりました。
難波先生の総評における
応募案すべてが「防災・減災のネガティブなイメージを払拭するレベルには到達していませんでした。」
という言葉には真摯に向き合わなければならないと思います。
建築家のイマジネーションによって、
課題に技術的な解決を導くということを超えて
もっと大きな未来を、もっと素晴らしい世界を描き切るべきだというメッセージでした。
圧倒的な自然、手におえない自然というものに、どのような思想で向き合うのか。
大自然とともに僕たちはどのように生きていこうとするのか。
建築創造を通して、これからもずっとずっと考え続けたい。
http://www.city.tsushima.lg.jp/kurashi/anshinanzen/bousai/bousaioshirase/20150409moderubosyuu.html