富士吉田地域デザインコンペティション優秀賞受賞
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去る2月2日、
富士吉田地域デザインコンペティションの公開二次審査が
京橋のSYNQAで行われました。
admも物件改装部門に提案し、
133案の中から3案が選出され、二次審査のプレゼンを許されました。
結果は、最優秀を逃し、優秀賞という残念な結果となってしまいました。
二次審査に向けて、現地を視察させていただき、
設計あるいは工事工程を3回以上に分け、段階的につくっていく、
暫定を許し、計画自体を時間をかけて成熟させる、という試みが
富士吉田市の交流施設には適していると確信して
思い切って提案したのですが、残念でした。
ただ、コンペティションを「レース」という
ひとつの側面だけで終わらせない、主催者の方々、審査員の方々の心持ちを
聞くことができて、嬉しかった。
単純に一過性のイベントで終わらせない。
持続的に今回の入賞者と付き合っていこうとする姿勢に共感いたしました。
入賞者同士の協力によって実現へ高めていくというアイデアもありました。
また、今回のコンペティションを通して僕自身もとて学びました。
建築を考える、ということを通して、
人と出会い、人と話し、人と交流できることの豊かさを実感しました。
建築という価値観の多様性が人をつないでくれる。
建築について考えることは、まぎれもなく社会について考えることだし、
生活について考えること、人生について考えることに他なりません。
人生が豊かなものであるために建築は存在するのだと思います。