現在の亀崎は、小さな、「せこ」と呼ばれる路地が残っていて、
建築基準法上道路と認められないような幅の狭い移動空間に、
私的なものと公的なものが混じり合っていて魅力的です。
植木や洗濯物や自転車や家の外壁などの私的なものと、
井戸や道路標識や鬼門地蔵などの公的なもの。
それぞれが分けられることなく一緒になっいて、
境界線があいまいです。
そんな、いい意味で公私混同な空間で、
活発な地域コミニュティが育まれていたことが想像できます。
住民が自ら積極的に自分の町を使いこなしていた、そんな風景です。
それを現代生活の中で、どのように育むか、そんな課題に向き合っている気がしています。

今週の日曜日、11日には空き家再生フォーラムが開催されます。
空き家再生の魅力や苦労を様々な方に語っていただく
機会になると思いますので、ぜひ、ご参加下さい。
場所は亀崎の、街かどサロンかめともです。
その日は、ろじうらminiも開催中です。