半田市の街並み
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運河沿いの冷たい北風に煽られながらも、
故郷であり、事務所の所在地でもある半田市を見ておこうと
半田運河沿いや古い街並みの残る紺屋海道を
家族で、ベビーカーを押しながら探索してきました。
有名な観光地に比べたらその数は少なく、
見応えもないかもしれないですが、
半田市で生まれて、高校生まで半田市に住んでいたのに
こんなところがあるとは詳しく知りませんでした。(情けないです。)
僕は建築の設計なので、これまで
どうしても新しいものに目が行っていたのかもしれないです。
建築はいかなるものも必ず、未来のために建てられます。
なので、新しい考えや新しい技術が大切だとどうしても思いがちです。
そうなのですが、だからこそ未来のためには
「過去」のものも重大です。
「過去」だけが現実で、「未来」につながる唯一の手がかりです。
歴史は私たちの財産であり、常に味方でいてくれる懐の深い存在だと思います。
そんな歴史的な建物を保存する運動が半田でも幾つか起こっていることを
最近の新聞で知りました。
僕も建築家として、
新しい建物だけでなく、
歴史的な建物も注視していきたいと思うことができた一日でした。
半田運河沿いの豪商の旧家 中埜半六邸の保存
旧カブトビール工場の赤レンガ建築の保存