総合建築展の一環事業として、愛知建築士会半田支部によって
講演会とパネルディスカッションが企画されました。
講演会は日本福祉大学の坂口大史氏によるもので、
「地域に根付く建築と住民主体のまちづくりによる街並みの形成」をテーマに、
「まちづくり」活動の定義とそれに関わる構成メンバーの役割、
さらに「都市計画」との比較によってその可能性を捉え直すことが試みられました。
また半田市亀崎地区で行われているまちづくりを具体的な活動とともに紹介することで、
滑らかにパネルディスカッションへと話題をつなげていただいた。
パネルディスカッションでは坂口氏がコーディネーターを務め、他に4人のパネリストが登壇した。
知多市の岡田地区において伝統産業の知多木綿の卸業と販売店を経営する竹内亮氏。
亀崎地区で住民主体のまちづくりを実践する石川正喜氏。
日本福祉大学の学生にして亀崎地区で地域活動に参加しながら卒業研究を行っている堀江僚太氏。
そして私もそのひとりとして末席に参加させていただいた。