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Monthly Archives: 2月 2014

お知らせ・ブログ

名古屋市 両口屋是清

By 市川 大輔 on 2014年2月17日 in Architecture

昨日は明るく少し暖かな陽気だったので、 洋服などの買い物に名古屋へ。   お昼過ぎのデザートに、新しくできた両口屋是清に行ってきました。 隈研吾さんの設計。 きれいで、上品で、穏やかだけど主張的で。 隈さんの設計した建物にはいつもながら見惚れてしまいます。 和菓子もとても美味しかったです。   僕は栃木県の大学なのですが、 隈さんの設計された建物は栃木県にも数多くあり、 学生の頃はしばしば、勉強しに見学に通っていました。   肌とシャツのあいだに、乾いた空気が通り抜ける感じ。 からっとしてて。透明で。 建築が陽気な気候に融けていました。…

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By 市川 大輔 on 2014年2月8日 in Other

今日は半田市でも雪が降っています。 (今は雨に変わってきているようですが。) 雪は、街の姿をがらりと変えてしまう力があります。 それにはいつも驚くのですが、 見慣れていたはずの景色がとても美しく見えるのです。 凛として。 細やかな白が反射して。 雪化粧という言葉がありますが、化粧のように雪は街の表情を新鮮なものにしてくれます。 その新鮮さのおかげでこの街をもう少し普段も、よくよく見てみたいと思ったりします。   そんな雪に覆われた景色を見ると、 川内倫子さんの写真を思い出したりします。 ふわっとした光に満ち満ちた川内倫子さんの写真は その写真の対象物に目が行くより先に、 その繊細な明るさに自分の目が向いているような気がします。 対象物の多くは、普段のものだったり、毒々しかったり、 残酷だったり、目をそむけたくなるような切なさや青春だったりします。 そういうものが雪のように繊細な光に満たされて、 新鮮さや尊さを与えられているように感じるのです。今日のように。  …

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半田市 新美南吉記念館

By 市川 大輔 on 2014年2月3日 in Architecture

日曜日、家族を連れだって、半田市の新美南吉記念館を訪れました。 とても久しぶりにじっくり見ました。 1990年に設計競技が開かれ、その最優秀案が実現されています。 僕は1980年生まれなので、当時10歳。そんなコンペが行われたことなど、半田市に住んでいても10歳の少年は梅雨知らず。 図書閲覧室のほんの隅の方に保管された、当時のコンペの図版を見るととても興味深い。 当時の建築家の、建築感が束になって瑞々しく伝わって来ます。 それによると最優秀案設計者は、1958年生まれ。当時32歳ということになる。自身の事務所を立ち上げて2年とある。 それだからか、建築が若々しい。 (もちろん、建築の若々しさは、設計者の年齢や経験値に無関係であるというのも真実だと思います。) 曲面屋根の連なり、 屋上緑化による地続きなランドスケープ、 地階と地上のコンポジション、 短冊状空間を横断する展示室へのアプローチ、 太鼓橋のようなスロープ、 天井高、 コンクリートの打放し、 手すり、 雨水処理、 ハイサイドライトと屋上スラブ面の距離、 そういうものみんなが、挑戦的で若々しい。 まだ見ぬ建築へ、勇気を持って向かっていく。 勇気を持って提案し、勇気を持って実現していく。 摩擦や困難があったに違いない。 若々しいとは挑戦的ということです。 既視に懐疑的ということです。 未知に寛容的ということです。 そんな姿勢に、僕はこの建築が素晴らしいものと感じずにはいられないのです。…

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